こんにちは!
めっきり肌寒くなってきましたね。少しずつ紅葉の雰囲気も感じられるようになってきた
今日この頃。そう、気づけば今年もあと2ヶ月ちょっとです。昔はよく大先輩方に年取ると一年あっという間だぞ、と言われてまたまた~、なんて返していたものですが、今まさにその通りだと心の底から実感しております。尊敬する大先輩方へ、その節はマヌケ面でてきとうな返事をしてしまい大変申し訳ありませんでした。
さて、本日の日記ですが、中古住宅市場の展望から今後の動向などを考察してみようと思います。どうぞご一読のほどよろしくお願いいたします。
まずは矢野経済研究所による中古住宅買取再販市場の調査によりますと、
(中古住宅買取再販とは、いわゆる不動産業者が買取り、リフォームやリノベーション後に再販する買取再販市場)年々拡大をしており、2022年の中古市場買取再販市場規模(中古戸建及びマンションの買取再販戸数の合計)は成約戸数ベースで前年比5.1%増の41,000戸と推計した、となっています。
特に2022年末までの販売状況は極めて好調であり、その理由とて、新築住宅価格の高止まりにより、相対的に割安な中古住宅に対する需要増や、コロナ禍での在宅時間の長期化に伴う住宅取得ニーズの増加などが挙げられています。
2023年の中古住宅買取再販市場規模は前年比2.4%増の42,000戸を予測。
2030年には2022年比22.0%増の50,000戸になると予測しています。
「中古住宅買取再販市場に関する調査(2023)」(2023年10月5日発表)を実施。株式会社矢野経済研究所
中古住宅市場が伸びていく背景としては、人口減少の見通しがある中で新築住宅市場の規模縮小していく可能性があることや、「SDGs」「脱炭素社会」に適しているということもあるでしょう。
そんな中古住宅(ラクラスでは中古戸建を専門に扱っておりますので、ここからは戸建を指します)ですが、リフォーム、リノベーションした物件に関して注意するところとしましては、やはり実際に目で見えない部分の瑕疵となるでしょう。
特にリノベーションした物件では実際に内部がどうなっているか改修内容が分からない場合もあります。
まだあまり多く目にすることはないかもしれませんが、一般社団法人リノベーション協議会の「適合リノベーション住宅」や国土交通省による「安心R住宅」かどうかを目安にするのも良いでしょう。
また、築古物件などをご自身でリフォームやリノベーションする目的で取得される場合には、耐震診断の有無も参考にされると良いかと思います。
福井県での場合には敷地内に駐車スペースがあるかどうかも非常に重要な要素になってくると思いますので、例えば庭や造作をフラットな状態にして駐車スペースを確保されている、などでも購入の検討をしやすい状態になるのではないでしょうか。
都市部と地方では少し流行に差があるとは言えど、徐々に地方においても中古住宅市場はもっと流動的になってくるのでは、と感じています。大事な住宅をまた次の必要とする人に丁寧に繋いでいく、という持続可能なものとするためにラクラスも微力ながら尽力してまいりますので、もし住宅に関してお困りのことがありましたらお気軽にお声がけくださいね(^^)/
それでは本日もお読みいただきありがとうございました!