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2023/09/15

【宅建】なぜ必要?

いつもお世話になっております。
宅建を取った時は平日2時間、休日6時間の勉強を3ヶ月。やればやるほど受かるか不安になりながらもやりきったらちゃんと受かった。
どうもラクラス店長です(^_-)-☆

不動産業界におりますと必ず取得しろ、と一度は言われるであろう宅建・・・
本日の記事では不動産業界外の方に向けて、宅建がなぜ必要なのかを書いていきます。

それではどうぞ!

まずは宅建試験の概要から→
宅建とは「宅地建物取引士」という資格のことで、試験(例年10月)を受けて取得します。
例年20~22万人ほどが受験をして、合格率は15から17%となっております。
合格基準点は直近10年だと50問中31~38点となり、相対評価の試験ということになります。
受験資格は特にありませんが、不動産業界に勤務していますと登録講習を受けることが出来、修了試験合格日から3年以内に実施される宅建試験において、試験の一部が免除(例年5問)されます。

ざっくりですが、宅建試験の概要は以上です。

続きまして本題であります、なぜ宅建が必要なのか?についてご説明します。

まず宅地建物取引業(不動産業)を営む場合ですが、宅地建物取引業法にもとづき、国土交通大臣(県をまたいで不動産業を行う場合)または都道府県知事(県内で不動産業を行う場合)の免許を受ける必要があります。
免許を受けるにあたり、事務所や営業所などに規模や業務内容を考慮して国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならない、とされています。
つまり不動産業を営むにあたり、法律にもとづき必ず設置しなければならないのが宅地建物取引士の有資格者、ということになるわけです。

そしてもう一つ、宅建士の独占業務とされているのが「重説」になります。
不動産業界ではよく出てくるこの言葉、重説とは宅建業法35条書面の「重要事項説明」です。
重要事項説明とは、不動産の購入者や賃借人が損をしないよう、契約前に当該不動産の重要事項について宅地建物取引士が重要事項説明書を交付し説明することを言い、説明は義務付けられています。
これは上記にあります専任ではなくても、登録を受けた有資格者であれば問題ありません。
そしてこの時に宅地建物取引士証を提示してご説明を行うのです。

不動産の売買や賃貸の契約を交わす際に、免許証のようなものを提示して重要事項の説明を受けたことがある方はなんとなくお分かりいただけたでしょうか?
そう、その人が宅地建物取引士です。

簡単ではありますが、以上のことから不動産業において宅建が必要となります。


ここからは余談ですが、現在宅建試験の受験勉強中の方へ。

宅建士は重説をはじめ、責任を背負う資格です。当たり前の話ですが、責任を背負う以上、幅広くそしてたしかな知識が必要なのは言うまでもありません。
ただし、それ以上に決めたことをやり通す、ということがお客様の信頼をつかむきっかけになるでしょう。であれば、宅建試験はそんな自分を試すいい機会だと思いませんか?
宅建を取ることが目的ではなく、宅建を活かして会社やお客様により安心して仕事を任せていただけることが宅建を取る意義ではないですか。
宅建を持ってお客様と接している自分自身を想像しながら、最後まで気を抜かず勉強に励み合格を勝ち取ってください。
応援しています。
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